1ZD-04
スマートフォンを活用した防災無線支援サービスの検討
○大野美憂,佐々木喜一郎(岐阜経済大),安田孝美(名大)
地方自治体では、災害情報を地域住民へ一斉伝達する手段として、屋外スピーカーを活用した防災行政無線を行っている。しかし、スピーカーとの距離や住宅の気密性の違いにより、住民に聞こえる音量が異なるため、過剰音量や音量不足となり住民に適切な災害情報を伝達しているとは言い難い。また、スピーカーの音量は風向きや天候などに左右されやすく、台風などの自然災害情報には不向きである。故に、迅速に災害情報を地域住民に伝達するための防災情報サービスを提供することが必要である。そこで本研究では、災害時における情報通信の在り方について検討し、普及が本格化しているスマートフォン活用した防災無線を支援するシステムを検討する。

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