情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

授業の講義、学会発表、会社での企画会議などさまざまなシーンで一方通行でないプレゼンテーションが求められる．そのためには聴衆の反応によって内容を即応させるプレゼンテーションツールが必要である．そのための研究として，本研究室ではモーションセンサーPowerPointを利用したプレゼンテーション支援システムを開発済みであるが，モーションセンサーによる操作は片手での利用しかサポートしていない．また行なえることの多くがスライド内のオブジェクトを操作するのみで，プレゼンテーションの表現拡張という観点から見ると改善の余地が残されているといえる．本研究では両手を利用したモーションセンサーによる操作手法，ならびに他システムとの連携を行なう事でプレゼンテーションにおける表現拡張を行なう手法を提案する．