1ZB-04
多重透明レイヤーを利用したシルエットWebブラウザに基づく研究支援環境の実現
○杉山亮弘,丹羽佑輔,白松 俊,大囿忠親,新谷虎松(名工大)
既存の研究資料を閲覧しながら資料作成を行うことがある.資料を閲覧しているウィンドウと作成しているウィンドウを分割して作業を行うため,それぞれのウィンドウの作業領域が狭くなる.本研究では,閲覧したい研究資料をデスクトップ上に透過して表示する.シルエットWebブラウザとは透過されたWebコンテンツをデスクトップ上に多重レイヤー表示するブラウザである.デスクトップ上に透過することで,ウィンドウを分割せずに,資料が閲覧できるため,作業領域を十分に確保することができる.デスクトップ上に表示するコンテンツはHTML5で記述できるため,多彩なコンテンツを利用することが出来,コンテンツのレイアウトの配置も簡単に行うことができる.