1ZA-01
二台のプロジェクタを用いたInteractive Floorの構築
○小西由香理,藤田 悟(法大)
近年、人が一切のデバイスを身につけずコンピュータを使ったコミュニケーションを行うシステムが研究されており、Interactive Floorもその一つである。Interactive Floorはプロジェクタとカメラを利用したシステムであり、カメラで認識した人物の位置や動作を追跡し、それに応じてフロアにプロジェクションマッピングを施す。本研究ではMicrosoft Kinectおよびプロジェクタ二台を用いて、人物の認識およびプロジェクションマッピングを行った。複数台プロジェクタで映像の重ねあわせを行うため、プロジェクタ同士のキャリブレーション精度が求められる。本研究では二台のプロジェクタのキャリブレーションを自動化する手法を開発し、精度を確認した。コンテンツ部分ではKinectを用いて撮影した3D空間をフィールド内の人物の視点から立体に見えるようにマッピングし、2Dの床を用いたフィールドに擬似的に3D空間を作り出した。

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