1Z-04
時間及びフレーム内座標情報を利用した(2+1)次元映像アノテーションシステムの研究
○青木哲郎,兼子正勝(電通大)
動画フレーム内の1点や矩形範囲を対象にアノテーションを付与し動画のメタデータとして扱うことが考えられている。しかしこのようなメタデータでは扱える内容がオブジェクトの説明などに限定される。フレーム中の2点間を結ぶ線分を対象としたメタデータを導入することで、動画内のオブジェクト同士の関係、オブジェクトの運動、カメラワークといった内容もメタデータとして扱うことが可能になり、動画に関する情報をより精細にすることができる。本研究ではフレーム内の座標情報(2次元)と動画内の時間情報(1次元)を併せ持った「線分」に対してアノテーションを付与し活用するためのシステムとして「(2+1)次元映像アノテーションシステム」を構築する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について