1Z-03
リアルタイム協調型Webアプリケーションのための不定レイヤーCanvasの実現
○片山真也,白松 俊,大囿忠親,新谷虎松(名工大)
Web 上でのリアルタイムな協調作業において,HTML5 Canvs のような描画機構が活用できると考えられる.Canvas に描画されるオブジェクトの同期において,描画による遅延,オブジェクト同士の重なりに関する整合性の保持が課題として挙げられる.本研究では,上記の課題を解決するために,不定レイヤー Canvas を実現した.本機構は,描画数に比例して描画にかかる時間が増加する点に着目して構築されている.評価実験では,先行研究の手法との比較を行い,本機構の有用性を示した.本研究により,オブジェクトの規模の大きい協調作業における Canvas のリアルタイムな同期を実現した.

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