1Y-03
特徴点の軌跡を用いた日本のセルアニメーションの振り向き描画の分析
○宮田 愛,齋藤 豪(お茶の水女子大)
日本のセルアニメーションにおいてキャラクタは動作の強調や簡略化などにより
現実ではありえない動作や変化をすることが多い。
しかし、その非現実的な動作や変化は視聴者に大きな違和感を与えていない。
そこでそのようなセルアニメーション特有の描画方法を分析するために
顔の描画が大きく変わると考えられる顔の振り向き動作に着目する。
既報では、振り向き動作中のキャラクタの顔に特徴点を打ち
3DCGの映像とセルアニメーションについて静止画としての比較を行っていたが、
本研究では振り向き時の動作に注目し、
特徴点の軌跡同士の類似度を楕円群を用いて定義を行い、
特徴点間の動きの関係について分析を行う。

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