1Y-02
首の運動に伴う顔の回転アニメーションの描画補助手法に関する研究
○矢田和沙,齋藤 豪(お茶の水女子大)
今日3DCGが発達する一方で、日本のアニメーションの制作は大部分が手描きの作画によって作られている。手描きのアニメーションには3DCGとは違った趣きがあるため、作画の支援をするツールがあればよいのではないかと考え、本研究では振り向きや頷きなどの様々なキャラクターの首の運動に伴う顔の回転アニメーションに特化した描画の補助法を提案する。
入力には2枚の異なる向きのキャラクターの顔のイラストを用いる。
補間は3次元空間における円弧の運動を利用して線分を変形させることで行い、入力イラスト間を補間してアニメーションを生成する。