1X-05
大規模シミュレータに向けた軽量クライアントモジュール作成に関する研究
○鈴木章弘(北陸先端大)
M2M,IoT等、多数の機器が接続・通信を行い、サービスと連携するシステムの実用化が目前に迫っている。今まで以上に大規模な通信システムのシミュレーションを行う必要がある。そこで、本研究では通信システムの評価に必要な資源量を低減する軽量クライアントモジュールの作成を行う。先行研究では、機器の通信観測から得られる情報のみを利用し、機器の外部通信を模擬するクライアントモジュールを作成したが、内部プロトコルを完全に推測することは困難であった。そこで本研究では、システム作成者から提供される情報を基に、対象システムの状態機械を作成し、アプリケーションレイヤプロトコルの動作を模擬したクラアントモジュールを作成する。

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