1V-06
スマートフォンを利用した転倒検知率向上に関する研究
○猪股史也,諏訪敬祐(東京都市大)
現在、日本は高齢化社会である。今後も高齢者率や独居老人数の増加が見込まれ、高齢者の健康をどのようにして守るかが大きな課題である。本研究では、高齢者の寝たきりの要因として挙げられる転倒に着目し、転倒を正確に検知して第三者に伝えるシステムを、スマートフォンを用いて実現する。既存の転倒検知システムでは加速度センサを使用し、スマートフォンでも同様のサービスが存在するが、誤検出が多いという問題がある。本研究ではスマートフォンに搭載された複数のセンサを組み合わせることで、既存の転倒検知システムよりも誤検知を抑え、総合的に高い検出精度を実現した。

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