1U-02
無線センサネットワークにおける協調的パケット改竄検知方法の提案
○新居英志,安達直世,滝沢泰久(関西大)
無線センサネットワークとは,通信機能を持った複数のセンサを散布し様々な環境情報をモニタリングする技術である.無線であるがゆえ,センシングしたデータを転送する際に悪意のあるノードにパケットの中身を改竄されてしまう可能性がある.そこで本研究では,中継ノードによる改竄を検知するために送信者,受信者以外の第3のノードが協調して不正ノードを発見する手法を提案する.本手法では不正ノードを検知した後、不正ノードの孤立化も行う.また,署名などを用いずハッシュ関数を用いて不正行為を検知するのでリソースの限られているセンサネットワークでも有効に適応できると期待できる.

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