1T-08
3Dレーザースキャナから得られた点群データのクラスタリングによる坑道壁面の亀裂抽出法
○松川 瞬,板倉賢一,鈴木幸司(室蘭工大)
高レベル放射性廃棄物の地層処分システムの性能評価や処分場設計には、坑道壁面の地質観察による割れ目特性の取得が必須である。
この壁面地質観察の省力化を実現する手段の一つとして、対象物の三次元形状を高解像度で迅速に取得できる3Dレーザースキャナー(3D-LS)の活用が考えられるが、3D-LSにより取得される点群データは膨大であり、それを用いた割れ目特性評価は容易ではない。
そこで、本研究では、坑道壁面を2D平面に展開した凹凸図と3Dポリゴンデータを用いた、坑道壁面の割れ目特性データ取得に適用できる亀裂を抽出する為の、大容量点群データの処理方法を検討した。

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