情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

現在，日常生活をサポートするために多種多様なサービスが提供されている．家
事の自動化もその一つである。しかし家事の自動化は、家事全般を網羅するわけ
ではなく人の操作が必要な場合も多い．また自動化には処理空間の現在の状況を
取得して自己判断を行う必要もある．例えば、全自動掃除機ルンバは搭載された
センサーを利用し，作業する空間の情報を取得して行動を実行する．本研究で
は、洗濯物処理作業の過程において自動化が確立されていない部分である衣類群
の自動分別に着目し、情報を取得するセンサーとしてKinectセンサーを用いて、
乾燥した複数の衣類群から単一の衣類の分別をおこなう衣類判別技術の確立を目
指す。