1M-05
実データへの適合を目指した友人関係ネットワークモデルの構築
○井村祐太,武藤敦子(名工大),松井藤五郎(中部大),犬塚信博(名工大)
社会集団の理解のため友人関係は広く研究対象とされてきた。
本研究は、友人関係形成のモデルを用いてより実際の友人関係に近いネットワーク構造
を作り出すことで、教育現場における教師の適切な学級運営の支援となるような
シミュレーション構築を目指す。
友人関係形成のモデルには合理的選択と構造的選択を組み合わせたモデルを提案する。
実データには友人関係推定手法を用いて作成した大学生の友人関係ネットワーク
およびアンケート結果を用いる。
提案モデルによるシミュレーションと実データのネットワーク構造の変化過程が
近づくようにパラメータを調整しその挙動を観察することで、友人関係の変化に
対して重要となる要素を探る。

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