1M-04
人ー環境ー情報相互作用により生起される旅行者の旅程意思決定プロセスの記述
○金子将之,中平勝子,岡本満喜子(長岡技科大)
日本では観光立国実現のための様々な政策を打ち出しており、特に2020年東京オリンピック開催決定によりその動きは活性化している.こうした中で旅行者誘致推進問題は大きな課題となり得る.
本稿では,旅行者誘致問題を情報流通と動機づけの理解によって解決の糸口を見つけるため,旅行者の旅程先決定プロセスと情報流通の関係記述を行う.そのために,旅行者が持つ原体験(記憶)/行動のタイプと旅行体験を提供する者が持つ既存コンテンツ/行動プランの組み合わせによる共感の強さが旅行への動機づけの強弱を決めると仮定し、これを人ー環境ー情報という視点に置き換え、その相互作用がどのように旅行者の意思決定へ影響を与えるかを記述する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について