1L-02
コード断片の不自然さの比較による保護機構の発見困難さの評価
○松田篤和,神﨑雄一郎(熊本高専),門田暁人(奈良先端大)
本研究では,プログラムを構成するコード断片の不自然さに基づき,プログラムに適用された保護機構の発見困難さを評価する一方法を提案する.具体的には,プログラムを分割して得られる各コードについて不自然さの値を測定し,保護によって変形・追加されたコード断片が保護されていないコード断片と比較してどれだけ不自然であり,攻撃者に発見されやすいかを評価する.各コード断片の不自然さの値はN-gramモデルによって測定する.ケーススタディでは,既存の保護方法が適用されたプログラムについて,保護機構の発見困難さを評価する実験を行う.

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