1K-08
可視光通信を用いた省電力照明システム-教室での運用実験-
○星合拓馬,堀 弘昂,星野聖仁,松林勝志(東京高専)
東日本大震災により電力が逼迫し節電に関する意識は向上したが,今後もエネルギーリスクの低減をめざし省電力を推進する必要がある。照明によ

る節電は取り組みが容易で効果的である。しかし既存の照明システムは調光の範囲や組み合わせの自由度に乏しく,節電する/しないは人の意識に

依存する,といった問題がある。そこでLED照明自身の光で可視光通信ネットワークを構成することで自動調光し節電するとともに,クラウドを使っ

て遠隔制御・監視ができる省電力照明システムを提案し,部屋の模型による動作検証を行った。本研究では教室の蛍光灯照明と同じ明るさの可視光

通信機能付きの照明を開発し,教室での運用テストを行う。

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