1K-05
OpenFlowのネットワーク管理と連携するルーティング制御手法
○市江穂乃香,橋本直樹,廣津登志夫(法大)
ネットワーク制御におけるより高い柔軟性の要求に応える技術としてSDNが注目されている.SDNの主要技術であるOpenFlowのネットワーク上に,従来のIPルーティングを実現する手法としてRouteFlowがあげられる.RouteFlowは仮想IPルーティングサービスであり,経路制御パケットを仮想・実環境の両方に出力することで経路計算を行う.しかし,通常のOpenFlowネットワークではLLDPプロトコルを利用してトポロジマップを作成することから,これを用いることで実環境に対する必要以上の経路制御パケット送出を抑えることができると考えられる.本研究では,LLDPによって作成したトポロジマップを元に,既存IPルーティングアルゴリズムを適用可能なネットワークを実装し,その有効性を確認する.

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