1H-01
就職活動における自己分析支援サービスの検討-自分史作成を目的としたグループワークの実施-
○上野　歩（東京工科大），中村亮太（湘北短期大），上林憲行（東京工科大）
日本の就職活動では，履歴書・エントリーシートに自己PRや志望動機などを記入して企業側に提出するのが一般的である．自己PRには，自身の性格や価値観が伝わるエピソードを記入する．また自己PRの材料を見つける方法に自己分析があるが，1人で取り組んでも上手くいかない場合がある．本研究の目的は学生の自己分析支援であり，自分史作成を目的としたグループワークを実施した．学生は3人1組になり，1人の学生がもう1人の学生にインタビューしていく，1人はその会話から自分史を作成していく．ワーク実施後のアンケートでは，9割以上の学生が自己分析や自己開示に役立つと回答しており，本研究が自己分析に効果的であることが示唆された．
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