1G-03
火力発電プラント機器の異常兆候を検出するデータマネージメントシステム
○須藤昌吉,渡邉経夫,松本 篤,大谷圭子,高原 薫(東芝)
火力発電プラントにはタービン・ボイラの他、多数の機器が設置されており、プラントを安定して運転するためには、機器の異常の兆候を早期発見し対応することが重要である。
機器には数万にのぼるセンサが設置されている。
これらの値を履歴として保存しこの中から対象機器の値を他の機器との関係性を加味した統計処理することで正常状態における許容範囲を設定する。 
統計処理上の工夫点として異常兆候を示す幾つかの典型的なパタンにマッチングする手法を採用した。 
この結果各機器の特性に合わせた効果的な監視が可能となりリアルタイムなプロセス値の挙動から異常兆候を見つけるシステムを実現した。

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