1E-01
ユーザ要求に応じた災害情報集約のための蓄積運搬転送型通信に基づく情報処理基盤の設計
○内山 彰,廣森聡仁(阪大),梅津高朗(滋賀大),山口弘純(阪大),安本慶一(奈良先端大),東野輝夫(阪大)
災害時に被災状況や安否確認などの災害情報集約を効率良く行うことができれば,救助や避難の支援に有用である.災害時には携帯電話基地局などのインフラが局所的に停止する可能性が高いため,インフラが停止している地域においても,効率良くユーザのクエリを適切な対象に配信し,処理結果を集約する基盤技術が必要となる.このため本研究では,人・車・WiFi基地局などの多様なノード群が連携した蓄積運搬転送型通信に基づく情報処理基盤の実現に向け,要素技術の検討を行う.また,本基盤上での被災状況および群衆分布の集約を対象としたアプリケーション例について報告する.

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