1C-06
携帯電話ユーザの位置分布情報を用いたリアルタイムイベント検出方式
○西山 智,木村健斗,中島 純,加島伸二(KDDI)
携帯電話端末の通信ログ(CDR)には、通信の発生時刻や接続した基地局などの情報が含まれることから、携帯電話ユーザの位置情報を推定することができる。このようなユーザの分布情報は、通信品質の改善に利用できるほか、都市計画や防災、さらには商圏分析など多様な目的で利用可能である。特に、通信品質改善や防災などの目的では、イベントなどの理由により通常と異なるユーザ分布となっている場所を、遅延が少ない手法で検出することが重要である。そこで本稿では、ユーザの分布情報から遅延が少なくイベントを検出する方式について提案する。

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