1C-05
散策行動の自動判別に向けたGPSログ特性の把握
○相 尚寿,直井岳人,田中昂助,倉田陽平(首都大)
歩行行動は「目的地までの単純移動」と「特定の目的地を定めない、または移動中を楽しむ散策行動」とに大別されると考えられる。前者と後者では求められる情報が異なり、両者を自動判別できれば携帯型端末を用いたサービスに応用できると期待される。自動判別には携帯型端末で取得できるGPSログを用いるのが効果的であると考えられるものの、自動判別を行うルールを策定するための教師データとして実際の行動に与える影響を最小限に抑えしつつ逐次的に移動か散策かを区別して記録したデータが必要である。本稿では写真撮影を求める場合と散策後に想起する場合を比較して適切な教師データ取得方法を検討する。

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