1C-03
オープンデータのLOD化におけるボキャブラリ選定支援
○鵜飼孝典,山根昇平(富士通研)
オープンデータの多くはPDFやスプレッドシート,CSVなどの形式で公開されているのが現状である.このようなデータは,人間が読んで理解したり,特定のデータに特化したアプリケーションの開発を行う場合にはそのまま利用できる.しかし,他の様々なデータと組み合わせて機械処理するためには,Linked Open Data(LOD) とすることが好ましい.
オープンデータのLinked Data 化の際に,適切なボキャブラリを選択することが困難である。ボキャブラリの選択については,既存の広く使われているボキャブラリを使うことで,データの再利用性が高まると考えられる。本論文では既存データから統計的に適切な語彙を提示する技術について述べ、予備実験の結果とこの予備実験から分かった課題について述べる。

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