1A-01
気候変動予測における全球規模トレンド分析のOpenMPによる並列化に関する検討
○山本昭夫(東大),喜連川優(NII/東大)
地球温暖化に起因するとみられる気候変動がもたらす地球環境への影響評価を行うには,気温や降水量など様々な物理量の長期変化傾向(トレンド)を見積もる必要がある.より詳細な評価を行うには,気候変動予測に関するトレンド分析を全球規模に拡張して適用する必要があるが,実行時間の増大を抑えるため並列処理による高速化が重要な課題となっている.本稿では,気候変動予測結果を対象としたMann-Kendall検定を用いた全球規模トレンド分析のOpenMPによる並列化手法について報告する.

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