6ZF-7
AR技術を用いた絵画鑑賞支援システム
○長谷部すみれ,時井真紀(筑波大)
現在の美術館において、絵画の鑑賞支援として解説等の情報の提供がある。
利用者は解説機器等を利用したり、壁の掲示を読んだりすることで、
これらの情報を得ることができる。ここに拡張現実感(AR)の技術を
併せることで、情報選択や感想共有など、能動的操作を利用して
鑑賞者の絵画への興味関心を引き出すことを目的としたシステムを構築した。
マーカー方式での画像認識で利用者の操作に対応してAR描画を変更することで、
絵画の一部分のモチーフに絞った説明をしやすくし、利用者の気付きと感想の
共有機能で絵画の拝啓知識を得るモチベーションを高め、鑑賞への参加を
促すことが実現できた。

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