6ZE-5
MAによる津波避難シミュレーションとAHPによる対策意思決定
○杉山拓也,小原和博(千葉工大)
太平洋に面した観光都市の海岸を参考に、マルチエージェントの海岸モデルを作成し、津波の避難シミュレーションを行う。
第一に、地震発生後、約30分で高さ10mの津波が到来し、人々は地震発生後ただちに避難を開始する想定で避難成功率を調べ、ハザードマップを作成する。
第二に、避難所を増設した場合、避難路を増設した場合、避難所混雑度情報を配信する場合、避難場所情報を伝達する場合の成功率の向上を調べる。
第三に、いくつかの対策(避難誘導標識の増設、避難所混雑度情報配信、避難所①②③増設、避難路①②③増設など)を代替案とし、避難成功率、対策費用、対策所要時間、対策実施可能性などを評価基準として、AHPで津波避難対策の意思決定を行う。

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