6ZB-2
一対多会話における複数人同時注意喚起行動の調査
○小倉広大,長谷川大,佐久田博司(青学大)
展示会やプレゼンテーションなどの一対多会話では,ある複数人にターゲットを絞り注意喚起を行うことで,自分が話しかけられていることを認識させ、より注意深く話に耳を傾けさせる.そこで本研究は,任意の複数人への注意喚起行動における話者の視線,ジェスチャー,姿勢の利用法を明らかにし,擬人化エージェントへの応用を試みる.4人の参加者による予備実験から,話者の視線,ジェスチャー,姿勢を利用するタイミングや順序に共通の傾向が得られた.これらをエージェントに実装し,エージェントによる任意の複数人への注意喚起行動の実効性を評価する.本研究は遠隔地との一対多会話やプレゼンテーションへの応用が期待される.

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