6Z-7
タブレット端末における日本語入力高速化のための予測変換提示法
○北川智大,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
タブレット端末上のソフトウェアキーボードによる文字入力では入力速度が遅い
という問題がある。そこで本研究では、従来手法では1段階のみしか提示できな
かった予測変換候補をネットワーク状に多段階に提示し、少ないタッチ数で多く
の単語を入力可能な手法を提案する。ネットワークでの提示は、根から葉までの
経路が一意に決まる木構造の提示を実装した。N層の木構造での提示では一度の
選択で最大でN単語が入力可能となり、予測変換のみを使って入力できる、理想
的な文章に対しては従来手法より1/Nのタッチ数で入力が可能となるため入力の
高速化が期待できる。

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