6X-4
クラスタファイルシステムにおいて負荷分散を実現するファイル配置手法
○丈達翔太,芝 公仁,岡田至弘(龍谷大)
クラスタファイルシステムには様々なファイルの管理方法がある.
その中に分散ハッシュテーブルを用いてファイル管理を行うものがある.
このようなクラスタファイルシステムでは,ノードの増減時に
各ノードが担当するハッシュ空間の割り当て変更が発生し,それに
合わせて格納ファイルの再配置が行われる.再配置後,各ノードが
担当するハッシュ範囲の差や格納ファイルのハッシュ値の偏りなどから,
ノード間で負荷の偏りが発生する.この問題を解決するために
ハッシュ空間上の格納ファイルの位置を考慮し,各ノードのハッシュ
担当範囲を割り当てる手法を提案する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について