6X-1
知識を用いた複数アクセス回線の効果的な併用手法
○伊藤 仁,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
インターネットへの接続回線には有線・無線問わず様々なものが存在する.
また,通信回線の利用形態の多様化により,ユーザの状況や使用する
アプリケーションに応じて要求される通信品質は異なる.
これまで, 我々はソフトウェア定義型ネットワークの概念を導入し,
ユーザが設定したポリシーに基づき接続回線へ効果的にトラフィックを
振り分ける手法を提案してきた.しかし,現状ではユーザの状況を考慮した
動的な接続回線の選択は困難である.そこで本研究では,前述の手法を拡張し,
知識処理を用いて回線利用ポリシーの制御とユーザの状況を推定し,
その結果と各接続回線の特性に応じて効果的に通信トラフィッ クを振り分ける
手法を提案する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について