6W-5
無線センサノードにおける省電力FPGAを用いたセンサデータ処理の提案
○山口翔一,宮崎敏明(会津大)
無線センサネットワークを構築するために使われる無線センサセンサノードは環境の変化を捉えるために複数のセンサが搭載されており,その一部は非常に短い間隔でデータサンプルリングする必要がある.そのため,センサノードに搭載されている低性能なマイクロコントローラにとって,センサデータの処理は荷が重く,消費電力の増大を招くばかりでなく,最悪の場合,全処理を限られた時間内で実行できない事態を引き起こす.本稿では,省電力FPGAを用いてセンサデータの処理を行うことで,処理性能を落とすことなく,センサノードの低消費電力化を図る手法を提案する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について