情報処理学会 第76回全国大会講演要旨

本研究では工場のセル生産システムにおける製品組立計画に
汎用プランニングの技術を適用して効率的に良い組立プランを
得ることを目的とし、そのためのツール開発を行った。
開発したツールは、従来手法のプランニングでは難しかった
セル生産システムへのプランニング適用とそのプロセスの自動化を
可能とした技術Automated Cyclic Planner(ACP)との協調動作を
行うものであり、局所探索や人間による探索への介入といった
機能の実装によってACPの性能をさらに向上させることを目指す。
実験による効果検証においては提案手法が特にサイズの大きく
複雑な問題に対して有用性を持ちうるという結果が得られた。