6Q-5
パーツ単位のモーフィングによる似顔絵生成
○小松璃子,伊藤貴之(お茶の水女子大)
本研究は、実写画像と似顔絵の中間となる画像を生成し、表情を付加することにより、プライバシーを保護しながら顔の特徴や表情を伝えることを可能にするシステムを提案する。
中間画像は、顔を5つのパーツに分類し、各パーツに対してモーフィングを行い生成する。これにより、予め用意するサンプルの数に限られず、本人に類似した似顔絵を生成することが可能となる。
表情の付加は、各パーツにパターン化された変形を加えることにより行う。これにより、表情ごとのサンプルを用意する必要がなくなる。
以上の手法を施した画像は、実際の顔写真を掲載することに抵抗がある場面や、相手に感情を伝えるツールとして使用できると考えられる。

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