6Q-4
顔の物理的特徴量が印象評価に与える影響
○原田晋吾,杉浦彰彦(静岡大)
うつ病の治療法の一つに,顔画像を利用した顔表情認知による自己
診断評価手法がある.しかしながら,従来の手法では,呈示する顔
画像ごとの印象差を考慮していないため,結果に誤差が生じる可能
性があった. そこで,本研究では,中立表情時にpositive・negat
iveな印象を持つ顔が印象評価に与える影響を検証し,従来手法の
精度の向上を目指す.まず,顔画像をpositive・negativeの二つの
顔タイプに分類した.次に,分類した顔画像に対して,快表情とし
て喜び顔,不快感情として悲しみ顔を設定し,表情顔作成を行った
.そして,作成した表情顔を用いて,被験者による印象評価を行い
,各顔タイプ間の印象評価への影響差を検証する.

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