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方言コーパスに基づく文章の地域性の推定
○瀧本恵理,奥村紀之(香川高専)
マイクロブログやSNSの流行により,他地域の人と交流が増加している.これに伴い,馴染みのない方言を目にすることが増えている.しかし,方言話者の多くは自身の使用する方言を完全には自覚していないため,意思疎通が困難になる場合がある.そこで,馴染みのない方言が含まれる文を,自身に馴染みのある表現が使用されている文へ変換可能にすることで問題の解消を目指す.先攻研究では一つの地域に限定して,方言から標準語へ変換を行う言語認識システムの開発が行われている.これらに汎用性を持たせることで、多地域にわたった方言解釈の実現を試みる.本研究では,多地域にわたる方言解釈システムの開発を目的とする.

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