6P-3
言い換え処理時に発生する誤りを自動修正するための後編集に関する研究
○大田健翔(京都工繊大)
言い換え技術は様々な応用先が見込まれており、ミドルウェア化が期待される。
計算機で実現する言い換え処理の方法は、ルールベースに沿った日本語同士の翻訳と捉える事ができる。
ここでの課題は、言い換えの規則が増えていくにつれ、規則自身によって、不自然な日本語文が生成されてしまうことである。
本研究では、平易化処理をタスクとして、国語辞典を利用した言い換えエンジンを用いた際に発生した、不自然な文を自動修正する後編集処理を間に挟むことにより、自然な日本語へ訂正することを目指した。
後編集には、誤りやすい箇所を分析したヒューリスティックなルールによる訂正、統計的に訂正する手法の組み合わせを用い、精度を検証した。

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