6N-4
対象物と属性値の印象比較による統計表からの意外な事実の抽出
○松井浩平,西野 享,松村冬子,原田 実(青学大)
誰でも機械可読形式でデータを活用することができるオープンデータの動きが活発になっており、各省庁や自治体などが統計表など様々なデータを公開し始めている。行政側は公開されたデータを用いて、一般の開発者により市民の目線で有用なWebサービスなどが開発されることに期待している。一方で、従来の“キーワード検索”や“カテゴリ検索”のみではユーザがデータに興味を持つことが難しく、データの活用が進まないという問題がある。そこで本研究では、公開されたデータに含まれる事実とユーザの思い込みの差分から意外性のあるデータを提示し、データの魅力を伝えることを目指す。本稿では統計表において、ある対象物およびその属性値に対するユーザの印象を獲得し比較することで、意外性の表現が可能か基礎的検討を行う。

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