6D-5
電子工作愛好者向けセキュリティゲートウェイの構築(第二報:運用と管理)
○大野浩之(金沢大),鈴木裕信(専修大)
近年、電子回路を使った工作(いわゆる電子工作)を楽しむ人々が増えている。特に2012年にRaspberryPiが発表され、3000円程度の支出でUNIX(Linux)をOSとする手のひらサイズのボードコンピュータが利用可能になると、センサやアクチュエータを活用してものづくりを楽しむ従来の電子工作の世界とインターネット環境が融合した。これにより電子工作愛好者は広大なインターネットの世界を手に入れたが、これは同時にインターネットからセキュリティ上の脅威を直接受けることも意味している。本研究の第二報では、電子工作愛好者が簡単に設置できるセキュリティゲートウェイ機構「Raspberry Gate」で安全と安心を提供するための運用体制と管理手法について述べる。

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