6A-1
設計ルール逸脱箇所検出による設計改善手法
○山崎 愛,岡本 渉,河原敏宏,大場 勝(東芝)
現在のソフトウェア開発は、新規開発よりも既存資産に追加・変更を行う派生開発が多くを占める。
開発当初は、特定のモジュール間の依存を禁じる等設計ルールを設定することにより、保守性の高い設計が可能であるが、
派生開発を重ねると設計ルールから逸脱した実装が発生し、保守性が低下するといった課題がある。
設計書には設計結果だけを記載する場合があり、設計時に設けたルールを必ずしも記載するとは限らない。
そこで、ソースコードから、当初の設計において適用されていたと考えられる設計ルールを推測し、設計ルールからの逸脱箇所を検出する手法を提案する。

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