5ZE-1
段階的ヒント提示による発言意欲向上支援システムの開発
○藤原雄太(岩手県大),工藤恭介(八幡平市立松野小学校),後藤裕介,南野謙一,渡邊慶和(岩手県大)
平成23年導入の新学習指導要領では自分の考えや思いを相手に説明する力を伸ばすことに重きを置いており、算数科においても同様である。一方で小学校5年生程度から理性が働くようになり、正答や友人の回答と自分の考えが異なることを恐れ、授業中の自発的発言に対する頻度が減るという傾向がみられ、協力校では児童が自分の答えに自信がないため自発的発言が減少していることがわかった。そこで、本研究では児童個人がタブレットPCを用いて学習する算数科授業において段階的にヒントを提示するコンテンツを作成し、児童の理解度を高め、自分の考えに自信を持たせることで授業中の自発的発言意欲向上を支援するシステムを開発する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について