5ZB-7
バーチャル置き手紙:離れて暮らす家族の為のコミュニケーション手法
○藤田真央,椎尾一郎(お茶の水女子大)
家庭における置き手紙は、家の中の場所に紐づいたメッセージであり、古くから家族間では手軽なコミュニケーションとして用いられてきた。場所に結びついたメッセージを送り合う事で、メールや電話といった既存の遠隔コミュニケーションを補完、あるいは充実させることができると考えられる。単身赴任、都会への進学等離れて暮らす家族が多い現代、本論文では、離れて暮らしている家族の為に家庭内の場所に紐づいたメッセージのやり取りを提案・実装した。本システムにより、離れて暮らす家族が、互いの様子を適度に感じる事ができ、生活リズムの差を縮めることを期待する。

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