5ZB-6
多言語ケースシステムにおける分析メモ評価手法の開発
○照井賢治,山田貴大,菱山玲子(早大)
各国参加者が多言語ケーススタディシステムを利用して学習活動を行う過程で,ケース分析データやディスカッションログが収集できる.これらのデータを分析すれば,文化的差異に関する有益な情報を得られる.本研究では,これらの取得データのうちの一つである分析メモに注目し,その分析評価手法を開発した.分析メモはケースに対する意見や感想を各自が記したもので,5因子性格モデルを適用し分析することで文化的差異を把握することができるが,評価者の恣意性が働きやすい.そこで本研究では評価の一般性の確保を重視し,複数の評価者による評価プロセスを含む評価手法を提案し,実験から有効性を評価した.

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