5Y-7
独居高齢者見守りシステムに用いる行動モデルの検討
○岩澤雄太,川澄正史,小山裕徳(電機大)
独居高齢者の増加により,生活を見守るサービスや研究が行われている.
これらの多くは,設置したセンサで行動を監視し,設置場所ごとの異常を
親族など外部へ通知するのみである.そこで,行動モデルを作成することで
生活の流れを把握し,これらの変化から体調不良など独居高齢者の
細かな異常を感知することで危機的状況の前兆を感知するなど,
幅広い見守りを行うシステムを提案する.本稿では,行動情報収集し,
1時間毎に作成した固有行動モデルを用いて,1日の行動予測を行う
時間帯行動モデルを構築した.さらに,行動モデルの予測と
実際の行動の差異を日常度と定義し,評価を行った.
また,異常の検知条件を定義し,収集した行動情報を用いて評価を行った.

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