5W-2
センサネットワークのためのスリープモードを考慮したOLSRの改良方式
○齊藤祐希,木村成伴(筑波大)
センサネットワークにおいて,ノードの消費電力を抑えることは最重要課題の
1つとして挙げられる.これを踏まえ,著者らは,ノードのスリープスケジュー
リング方式を提案し,これをリアクティブ型経路選択プロトコル AODV (Ad
hoc On-Demand Distance Vector)に導入した.しかし,ノードがほとんど移動
しないセンサネットワークでは,パケットを送出する度に経路探索するのは無
駄があった.そこで本論文では,プロアクティブ型経路選択プロトコルである
OLSR (Optimized Link State Routing)にスリープスケジューリングを導入する
ことを提案する.最後に,シミュレーション実験により,提案方式の有効性を
確認する.

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