5W-1
無線センサネットワークにおける通信方式の動的切り替え方式
○平沼成彬,久保田稔(千葉工大)
無線センサネットワーク(WSN)は通常,全てのノードが単一の周波数帯で使用される.
しかし一般に使用されている2.4GHz帯には,IEEE802.11やBluetooth等の無線シス
テムが存在し,電子レンジからの妨害や,通信距離がそれほど長くないという欠点がある.
WSNに使用可能な周波数帯は2.4GHz帯の他に429MHz帯や920MHz帯がある.
しかし これらの周波数帯も万能ではなく,消費電力や通信速度に問題がある.
そこで本研究では,複数の周波数帯を環境や送信情報に応じて動的に切り替えて 使用する方式を提案し,通信品質の向上や省電力化を狙う.

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