5V-9
床マーカを利用した位置検出方式の研究
○阪口亮介,大木 優,平野 剛,高橋圭一(近畿大)
本研究では、4種類の床マーカを利用した位置検出方式を開発した。それぞれのマーカは、白抜きの丸(○)、大きな黒丸(●)、中が黒丸の二重丸(⦿)、小さい黒丸(●)の4種類である。それぞれのマーカがX,Yの1ビットの値を示す。例えば、大きな黒丸はⅩが0、Yが1の(0,1)の値を示す。5つのマーカが集まり、1ケタの数値を示し、それが5組揃うことにより、5ケタのX,Y座標を示す。本方式は、5×5のマーカを画像認識することにより、位置座標に変換する。本方式の特徴は、マーカを印刷したシートの境界での位置検出と、マーカが1つだけずれた位置でも位置検出が可能なことである。

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