5V-6
スマートフォンのセンサを用いた保持状態に基づく歩行者デッドレコニングに関する一検討
○星 尚志,羽多野裕之,藤井雅弘,渡辺 裕(宇都宮大)
GPSなどによる絶対位置推定精度が十分に得られない環境において,
歩行者が保持するスマートフォンなどに搭載されているセンサ情報を
用いて相対移動を推定するデッドレコニングに関する研究が行われている.
従来のデッドレコニングに関する研究では,センサ端末と移動状態を
固定した手法が多く考えられているが,実際には歩行時のスマートフォンの
保持状態は常に一定ではない.本提案手法では,
歩行者の移動におけるスマートフォンの傾きに基づいてスマートフォンの
保持状態を判定し,加速度,角速度などのセンサ情報から
相対移動推定を行う.これらの手法の判定精度,推定精度について,
フィールド実験により比較,評価を行う.

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