5S-9
発話時の韻律的特徴の変化を考慮した発話のテキスト化
○熊谷亮介,安井浩之,吉野邦生(東京都市大)
 感情には声の高ぶりなど,それぞれを特徴づける韻律的特徴があり,
そのような特徴をくみ取ることで人は相手の感情を推察している.
しかし,テキストのみで行うコミュニケーションでは,文字以外の情報がないため
書き手の感情と読み手の受ける印象にすれ違いが起きるといった問題がある. 
 本報告では,発話時の韻律的特徴の変化をテキストの書式に反映することで,
人が音声から感情を推察するのと同様の効果が得られると仮定し,
その表現方法について調査,検討する.具体的には,音声認識の際に
韻律的特徴の変化を抽出し,認識されたテキストに変化に対応した装飾・表現を行う.
さらに装飾したテキストに対し評価を行い,表現方法の検討を行う.

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