5R-3
調波音・打楽器音分離手法を用いたギター・ベースギターの自動採譜
○木村拓也,伊藤克亘(法大)
楽器の初心者が楽曲を練習する際には楽譜を用いるのが一般的である。しかし、最新・マイナーな楽曲は楽譜が出版されていないことがあり、その場合は楽曲の音源を聞いて採譜する必要があるが、音感や楽典の知識に乏しい楽器初心者には困難である。自動採譜については様々な研究がされているが、楽曲音源の解析から譜面出力まで全てを行う研究はされておらず、自動採譜のフリーソフトウェアも出力はピアノロールやMIDIなので楽器初心者が練習に用いる楽譜としては不十分である。そこで、本稿では従来研究も含めた数種類のモジュールを組み合わせて、楽曲音源から初心者でも理解しやすい五線譜及びTAB譜の出力を行うことで楽器初心者の練習支援を行う。

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